いつか使うかも?はもうやめる。
財布には診察券の束、、、
体調を崩すたびに増えた、まるで私の医療遍歴を物語るかのような量。
「いつかまた行くかもしれない」
そんな思考に縛られ、ついつい捨てられずにいた診察券たち。ある日、何気なく整理を始めると、驚くべき事実が!
すでに閉院している医療機関が!
使えもしない診察券を持っていたことにショックをうけ、整理せねば増え続けてしまうと基準を決めて整理することを決意!
病院のカルテ保存期間
診察券を整理するにあたり、まず調べてみたのが「病院のカルテ保存期間」
これは医療法によって定められており、原則として患者の最終受診日から5年間。
つまり、5年以上受診していない病院の診察券を持っていても、カルテはすでに処分されている可能性が高いということ。もちろん、病院によっては独自に長期保存しているケースもあるようですが、一般的には5年が一つの区切りとなるようです。
診察券整理ルール
このカルテの保存期間を参考に、自分なりの診察券整理ルールを設けました。
「最終受診日から1年が経過し、今後1年間受診する予定がない医療機関の診察券は捨てる」
このルールを適用してみると、診察券が半分になりました。もちろん、持病などで定期的に通院している病院の診察券は手元に残しますが、ちょっとした通院で一度だけ行ったきりの病院は躊躇なく処分。
廃棄前にひと手間。安心のため「写真撮影」
診察券を捨てる前に決めたことが一つ。それは、診察券の写真を撮っておくこと。
もし万が一、捨てたはずの病院に急遽行くことになった場合、診察券のナンバーがわかると、受付での手続きが比較的スムーズになることが多いと考えたからです。
特に初診でなく、再診扱いになる場合、診察券の番号を伝えるだけで本人確認が早く済みます。すべての病院で必須ではありませんが、いざという時のために、診察券番号や病院名、電話番号がわかるように写真を撮って保存しておくと安心です。医療機関の方には再発行のお手間を本当に申し訳ないです。診察券の電子化を祈ります、、
整理のメリット
診察券を整理して感じたメリットはたくさんあります。
財布がスッキリ: これが一番大きいかもしれません。財布が薄くなり、必要なカードがすぐに見つかるように。
探し物の時間が減る: どこに何があるかわからない状態から脱却し、無駄な探し物の時間を撲滅。
本当に必要なものが見えてくる: 「いつか使うかも」という漠然とした不安から解放され、本当に必要なもの、大切なものに意識が向く。
デジタル化への意識: 最近ではスマホアプリで診察券を管理できる病院も増えてきた。今回の整理を機に、そういったサービスも積極的に活用していこうと思った。
あなたの財布の中にも、もしかしたら「いつか使うかも?」と眠っている診察券があるかもしれません。
写真を撮るひと手間を加えて、ぜひ一度、立ち止まって見直してみませんか?