■背景
所有するものを最少化する為には、断捨離をするとともに、これから入ってくるものを制する必要があります。
以前は、「これ、いいな」と思って、つい衝動買いをしてしまうことがありました。
そういう物たちは、結局は手放したりメルカリに出品しました。
その過程で物と向き合い、自分の判断軸を育てていきました。何せ、売る時の値段は1/10以下が殆どでしたので心がえぐられるような感覚で強制的にむきあいました、、、
向き合う中で、世の中の人の考え方を知る為に、様々な本や、ミニマリストの方の考え方に触れました。
とくにミニマリストしぶさんの考えが基準となり、私の判断軸になっています。
これにより以前より購入するものがぐっと減りました。
アウトレットに行っても何も買わずにウインドショッピングだけで楽しむ日が来るとは思いもしませんでしたが、いまはそれが普通です。特に損した気分にもなりません。自分が欲しい物と出会えなかっただけと考えられます。
今回は、ものを減らすために実践した4つの法則についてお話しします。
この法則を意識するだけで、本当に必要なもの、本当に価値のあるものを選ぶことができるようになります。
■入りを制す!買う前に考える3つの法則
1. 売る(リセールバリュー)
まず1つ目は、「売る」ことを前提に考えることです。買った後で不要になった時に、フリマアプリなどで高く売れるかどうかを考えます。
【ブランド品や限定品】
需要が高く、流行に左右されにくいものは価値が落ちにくい傾向にあります。
【状態の良さ】
綺麗に使えば使うほど、売るときの価格も高くなります。
このように、「いつか手放すかもしれない」と考えることで、衝動買いを防ぎ、本当に価値のあるものを選ぶことができます。
2. 譲る(シェア・レンタル)
2つ目は、「譲る」ことを前提に考えることです。自分だけの所有物としてではなく、他の人にも使ってもらうことを前提に考えます。
【子どものグッズ】
ベビーカーやチャイルドシートなどは、レンタルサービスを利用したり、知人に譲ったりすることも多いですよね。
【特別な日のアイテム】
結婚式用のドレスやブランドバッグなどは、レンタルやシェアサービスを利用すれば、必要な時だけ手軽に楽しめます。
「譲る」という視点を持つことで、物を所有するのではなく、「利用する」という考え方に変わります。
3. 消費する
3つ目は、「消費する」ことを前提に考えることです。買った後で完全に使い切るもの、形として残らないものですね。
【食べ物】
毎日の食事はもちろん、ちょっとしたお菓子などもこれにあたります。
【日用品】
下着やサプリメント、化粧品など、日々使ってなくなるものです。
これらは、日々の生活を豊かにするために欠かせないものですが、「消費する」という視点を持つことで、「本当に自分にとって必要なものか?」を考えるきっかけになります。
■これら踏まえて買う時に考える法則
・コンフォート原則
コンフォート原則とは、買い物をするときに、その商品があなたの心に心地よさや安心感を与えてくれるかどうかを考えることです。
何が自分にとってのコンフォートを感じるか考えた時に、一日の中で触れている時間が長いものを優先することとしました。
例えば
スマホ、マットレス、枕、乾燥付き洗濯機、掃除機、冷蔵庫、車、メガネ、コンタクト、財布、靴、下着
これらのものは単純に触れている時間が長いので、良いものであると自分の気分が良くなります。
■まとめ
売る: 高く売れるかを考えて、本当に価値のあるものを選ぶ。
譲る: 誰かに使ってもらうことを前提に、所有ではなく利用を考える。
消費する: 完全に使い切るものとして、本当に必要なものか見極める。
+コンフォート: 使っていて心地よく、心が満たされるものを選んで購入する、
この4つの視点を持つことで、買い物の基準が明確になり、無駄遣いが減って、本当に気に入ったものだけに囲まれた生活を送ることができるようになりました。
次にお買い物をする際は、この4つの視点で考えてみませんか?