世の中の多くの会社が、昇進や採用の要件としてTOEICの点数を設定している。私も例外ではなかった。
学生時代以来、英語から遠ざかっていた私の最初のTOEICスコアは400点前後だった。目標は700点、まさに今その達成に向けて学習を進めている。
その道のりは長く、限られた時間の中で勉強時間を確保するのに苦労した。特に600点台での停滞は長く、モチベーションの維持が難しい時期だったが、学習方法を見直し、スピーキング力向上という新たな目標に取り組んでいる。
ここでは、私の英語学習の遍歴と、それぞれの段階で実践したこと、そして感じたことをまとめる。
英語学習スタート!
スタディサプリで基礎固め(TOEIC400点→600点オーバー)
英語学習を再開するにあたり、まず手軽に始められるスタディサプリを選択した。この時期は「毎日10分」という目標を設定し、とにかく習慣化することを最優先した。
TOEIC対策コースを中心に、ディクテーションやシャドーイングなど、インプットとアウトプットをバランス良くこなした。特に、通学や通勤のスキマ時間を活用し、無理なく続けられたことが大きかった。この「毎日10分」の積み重ねが、約1年後にはTOEIC600点オーバーという結果に繋がり、英語学習の楽しさを実感した。
600点台での長い停滞
しかし、600点を超えてからは約1年間スコアが伸び悩む時期が続いた。問題集を解いても、単語を覚えても、なかなかスコアアップに繋がらない。また、「TOEICのスコアは上がったものの、実際に英語を話すことにはまだ自信がない」という課題も感じていた。この停滞期を打破するためには、何か新しいアプローチが必要だと強く感じ始めた。
スピーキング力向上の挑戦
DMM英会話とピンズラー(600点台→目標700点、スピーキング力向上へ)
600点台の停滞を抜け出すため、そしてかねてからの目標であった「スピーキング力向上」のため、オンライン英会話と音声学習を導入した。
DMM英会話
実際に英語を話す機会を強制的に作るため、DMM英会話を始めた。最初はフレーズが出てこなかったり、文法が間違っていたりと苦労したが、毎日講師と話すことで、少しずつ英語が口から出るようになった。デイリーニュースや会話レッスンなど、様々な教材を試しながら、自分の意見を英語で伝える練習をした。
ピンズラー
同時に、発音とリスニングの基礎を固めるためにピンズラーを始めた。ピンズラーは、ひたすら英語を真似て発音する学習法で、英語のリズムやイントネーションを体に染み込ませるのに非常に効果的だった。DMM英会話で話す際に、ピンズラーで学んだ発音が役立つ場面も多く、相乗効果を感じている。
DMM英会話とピンズラーを始めてまだ2ヶ月だが、以前よりも英語を話すことへの抵抗感がなくなり、簡単な日常会話であれば臆することなく話せるようになった。TOEICのスコアももちろん意識しているが、現在は「英語で自分の考えを表現する」という楽しさを感じながら学習を続けている。
まとめと今後の展望
この遍歴を通して、英語学習は継続することの重要性を痛感した。また、時には学習方法を見直し、新しい挑戦をすることも、停滞を乗り越え、さらに上のレベルを目指すためには不可欠だと感じている。
今後は、DMM英会話とピンズラーを継続しつつ、TOEIC700点達成に向けてさらに学習を加速させていく。また、この後も経過をここに綴る。